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〜エイブラムス駆ける〜 Bパート 作:virgoさんミサキはハルトがあっさり決めたので、少し驚いた。 自分的にはあの調査は全く不十分であるのだが、ハルトはそれで満足したのだろうか。 その質問をぶつけてみないことには、今夜は眠れそうにない。 「あの資料だけで十分なのか?正直言ってあれは表だけの情報だから、もっといろいろ調べた方がいいかも知れないが」 ハルトの答えには少々の間隔を要した。 「確かに裏には何かあるかも知れないけど、あまり時間を無駄にしたくないと言うのもある。今時何も裏がない方が珍しいしな。 当たって砕けろみたいなもんさ。何かあったら全力で戦えばいいし、ハイリスクハイリターンはハンターの常だからな」 ハルトはそういうと封筒をミサキに差し出した。 さっき慎重に書類を読んでいたのは、実はその辺の勘定で算盤を弾いていたのだろうか。 ミサキにはよく分からなかった。 マドのハンターオフィスで、一人の男が情報を検索している。 男は30代前半で、身長162センチぐらい。体つきはがっしりしていて、小柄ながらもハンターらしい風格を備えた人物だ。 ここのサーバは一世代前のタイプで、男がなれたPCと比較するとフリーズでも起こしているように思えた。 しかしサーバ自体が古いのでは、手の施しようもなく、ひたすらそのスピードにあわせるしかない。 「久しぶりだなロンド・ボンド」 男が振り返ると、久々に顔を合わせるマドのハンターオフィサーがいた。 「いつもと同じで適当に流していたら、こんなド田舎まで来たんだよ」 「久しぶりだというのに口が減らないな」 二人は顔を合わせてしばし談笑した。 5分ぐらいして、オフィサーはこの馴染みにとっておきの情報を知らせたかったのを思い出した。 「ロンドに教えてやりたい仕事があるんだ」 ロンドはガムを口に放り込むと、相手の話を聞く態勢をとった。 「仕事内容は美術品の輸送警備。燃料弾薬費完全支給。成功報酬10万ゴールド。どうだい?。 胡散臭さはあるが、この業界全体が胡散臭いからな。乗ってみるのも面白いと思うぜ」 ロンドはスリルを好む性格で、ましてや大金が絡むとなれば断る理由など無い。 「どうすれば良い?」 「メールで略歴と顔写真を送った後、募集元のイスラポルト・アート商会を直接訪ねて面接を受けるんだ。メールアドレスは・・・」 そういってオフィサーはロンドにメモを渡した。 ハンターオフィサーが特定のハンターに肩入れするのは服務規程に抵触するのだが、マドのような田舎では規制する力は及びにくい。 いつの時代も権力の中心から離れた地というのは、何かとコネクションがものをいう。そこには変わりはない。 「メールはこちらから出しておく。お前は直ぐに現地で面接を受けろ。暇ができたらそのうち又酒でも飲もう」 ロンドは貰ったメモをズボンのポケットに入れた。 そしてオフィスを出ると、軽い足取りでドックへと向かった。 マドのドックもハンターオフィスとそうは離れていない場所にある。 主は齢いくつだったか、ともかく爺様だ。 それに孫娘のなんといったか・・・確かイリットだ。そのイリットの婿、この男は元ハンターらしいのだが、それがメカニックをやっている。 爺様に師事して整備を覚えたらしい。 ドックの中には小さく丸い砲塔を備えた戦車が点検を受けている。 ロンドはそれに近づくと、婿のメカニックに声を掛けた。 「俺の戦車の調子はどうだい」 メカニックはロンドの方へ顔を向けると、自信たっぷりの笑顔を向けた。 「勿論大丈夫だ。いつでもMAX63マイルまでいけるぞ。Cユニットメンテの結果も上々だ。相変わらず良い使い方をしているようだな」 おそらく馴染みであろうメカニックは、ロンドの戦車に対する自分なりの愛情を、主へ表した。 「こいつであいつと良い勝負かな、噂のエイブラムスに」 「大丈夫、お前なら勝つことはあっても負けはしない。要はここだろ」 メカニックは左腕に力こぶを作って、右手でぽんっと叩いた。 「あいつがワイルドエイブラムスなら、俺はそうだな・・・クール74かな?」 メカニックは吹き出すように笑った。 「そのセンスは寒すぎるだろう」 男達の談笑は、鉄とコンクリートに染みいった。 イスラポルトに向かう車中、ミサキはまだハルトの判断に対する疑問を拭えないでいた。 自分は飽くまでも取っかかりとしての情報を集めたに過ぎない。 なのにハルトはそれで判断を決してしまった。 何度もその事は聞いたのだが、「ハイリスクハイリターンはハンターの常」というところに話が向かってしまう。 ハルトとは共に何度も死線をくぐり抜けそれなりに理解してきたつもりなのだが、まだ自分は彼のことをまだまだ理解できないでいる。 そんな歯がゆさも又、気持ちに残る引っかかりを大きくさせた。 このことはハルナとも話をした。 彼女も何らかの疑問を抱いているようだが、「ハルトはリーダーとしてそれなりに考えているから、やれるだけやって見よう」と、 彼女なりの一つの帰着点を見いだしている。 自分はなぜそれができないのだろうか。 一つは勿論この依頼が胡散臭いからというのはある。 でも今回のハルトの態度は、その胡散臭さをあえて無視しているように見える。 別な表現をすれば、ハルトは何か隠し事をしているようにも思えるのだ。 ハルトは何か気がつくところがあって依頼を引き受けたが、それを自分には隠している。 ハルナはそれに何となく気がついて、それを受け入れることにした。 でも自分は・・・。 ミサキはひたすら自分の中で問答を繰り返した。 いくら考えても決着が出ないのは、多分に彼がメカニックという「職人」であることも関係しているだろう。 今の状態は機械の調子が悪いことにたとえられる。 自分では納得できるコンディションではないのに、それを「まぁいいか」では納めることができない。 状況を詳細に調べて、それに対して明確な対策を打ち出さなければならない。 それをやるにはなんとしてもハルトの口を割らせなければ。 当然仲間であるから警官の尋問のようなまねはできない。 できることなら彼の方から話して欲しいのだが。 そんな考え事をしながらも、彼に染みついた習性は自動的に己の仕事をしている。 主統制装置のモニターを見て車両のコンディションを点検し、大破壊以前の飛行機で言うところの「航空機関士」の仕事をこなしている。 ミサキはより専門的な見方から戦車の状態を確認し、ハルトがより有利に戦えるように補助しなければならない。 それがチームの掟。 なんだかんだと考えながらも、彼はハルトのチームメンバーとしての責任を随意とは関係なく行うのだ。 この染みついた習性に、今は感謝せずに入られないミサキである。 そしてハルトはハルトですっきりしない胸の内を抱える。 正直言って決めたのは直感的なものだった。 ハルトの脳に刻まれた過去の記憶が、何かこの件に関してヒットしたのだ。 この件には裏がある、それは間違いないと思う。 だからあえて胡散臭さを承知で引き受けたのだが、その記憶が上手く発見できないためにミサキとハルナには十分な説明をしてあげられない。 こういう仕事は本当に早い者勝ちだから他の者に取られる前に決めておきたい。 よって早く決断しなければならず、記憶を確認するまで待っている暇はない。 この事が今自分とミサキの間に隙間を作っていることを、ハルトは良く知っていた。 それをきちんと話すことができれば良いのだが、一応リーダーである自分のやり方に隙を見せるような気がして、素直に話すことはできない。 かといって今のようないい加減な答えは全体の士気に影響するだろう。 迷いながらもエイブラムスは目的地を目指して疾走する。 サイドスティックを操るハルトの手が迷うこともない。 既に体の一部のようになっているグリップの感触、手応え。 エンジンが奏でる音も、履帯が地面を蹴る音も、全ては自分の鼓動のようなものである。 ハルトも又体に習性が染みついているのだ。 そんな彼らをイスラポルトの北、約50マイルの位置まで来たときにその状況が襲った。 状況は彼らの進行方向左手に、猛烈な土煙を伴いながら現れた。 「あれは・・・何?」 ハルナはカメラを操作して、HUDの隅に土煙の方角の映像を写す。 土煙しか見えないが、竜巻とかそういうことではない。 まるで沢山の戦車が走っているように見える。 「あれは、まさか!!」 同じ景色を眺めるミサキには思いつくことがあった。 異形猛牛の大群を思い出したのだ。 その猛牛はマタドールキラー。 体長平均8メートル、高さ平均1.8メートル。体重平均2トン。 大きな体躯を猛スピードで駆るという。 どのくらいの速さまで出るのかは不明であるが、噂によると55マイルで走る戦車と併走したらしい。 そんなスピード、あるいはそれ以上を出しながら、マタドールキラーは極希に群をなして走るという情報をミサキは聞いたことがある。 目で見たことはないし、今の状況がそれかどうかは確認できていない。 だがこの辺は奴の生息地帯であるし、可能性は否定できない。 ミサキはその情報をメンバーに伝えた。 「それは俺も聞いたことがあるが、まさか・・」 ハルトはその可能性を認めたくない気持ちがあった。 何せ土煙は長城となって、自分たちの左側を完全に覆っているからだ。 もしあれがマタドールキラーの大群だとしたら。 いくら大きな体躯を持っているとしても、あれだけの土煙を上げるには何千匹いれば足りるのであろうか。 「ミサキ、イスラポルトのハンターオフィスに連絡して状況を伝えてくれ」 ハルトは指示を出し、ミサキはそれを実行した。 主統制装置にある「RADIO」ページを開く。 そしてチャンネルをハンターオフィスインフォメーションの共通周波数にセットした。 これで最も近いハンターオフィス、つまりイスラポルトのハンターオフィスにつながる。 「こちらミサキ・ジュカ。近い局応答して下さい」 ミサキは呼びかけてから相手が出るまでの数秒が非常に長く感じられた。 「はい、イスラポルト・ハンターオフィス。ミサキ・ジュカどうぞ」 20歳ぐらいの女性の声が聞こえた。 「現在イスラポルトから北50マイルの地点にいてそちらに向かっているが、 東の方に土煙が巨大な帯のように広がっているのが見える。そちらでは状況を確認できるか?」 「巨大な土煙の帯ですか!?」 オフィサーは慌てた声を上げた。 「ミサキ・ジュカ、こちらオフィス主任のハル・マルタ」 女性に変わって自分と同じ年頃の男の声が聞こえた。 「はい、ミサキです」 「落ち着いて良く聞け、それは多分マタドールキラーの大群だ。10年に一回起きるか起きないかの出来事だ」 どうやら本当に予想が当たってしまったらしい。 もしかしたら違う事態、何らかの特殊な気象条件ではないかという希望もあったのだが。 しかも10年に一回起きるか起きないかと言うことは、自分たちはそれだけ運がわるいということでもある。 「状況への対応策はあるのですか?」 ミサキはともかく落ち着いて話を聞くようにつとめた。 それでも声は相当動揺していたと思う。 「あれだけ派手な煙を上げていても、距離はまだ君らとは遠いはずだ。それに思っているほどスピードもでていない。 だから慌てることはない。戦車の速度を上げて80マイルまで出すんだ。そして煙の壁に対し平行になるような角度で走れ。できるか?」 「はい、できます」 「よし、これで君たちは安全にイスラポルトまでこられる」 それだけ会話を交わすと、彼らは一旦通信を終えた。 マタドールキラーの大群は思っているほど距離もあり、いくらスピードを出してもせいぜいが60マイルほど。 だから彼らが70マイル程度のスピードを出せる戦車に乗っているならば、助かるのは間違いない。 オフィサーはそういう算段をしていた。 だがこれには大きな誤りがある。 確かにマタドールキラーの大群はハルト達から60マイルほど離れているが、その移動スピードは実に170マイルに達していたのである。 無線を終えて、ミサキは息を一つついた。 「ハルト、ハルナ、スピードを85マイルまで上げてくれ。それでなんとか振り切れると思う」 エイブラムスとハルナが乗る高機動車はスピードを上げた。 85マイルはどちらの車両も出せるほぼ限界であった。 タコメーターはレッドゾーン近くを示し、エイブラムスの履帯も軋みをあげ始めた。 それでもスピードを落とすわけには行かない。 落としたらマタドールキラーの餌食になってしまう。 大丈夫、オフィサーのアドバイス通りにしている。 ミサキは状況を見るために砲塔のハッチをあげて、左側を眺めてみた。 煙の下の方に黒い帯が見える。 あれがおそらくマタドールキラーの群なのだろう。 奴らの様子をもっとよく見てみたい。 一旦砲塔に体を戻すと、自分のバッグの中から双眼鏡をとりだした。 そして再びハッチから頭を出すと、群の方へレンズを向けた。 牛というのは表情が無いものと思っていたが、奴らは鬼気迫る顔をしている。 マタドールキラーがなぜこのような行動にでるのか。 一説には発情期に出すフェロモンが相互干渉して暴走の引き金になるという意見もあるが、はっきりとしたことは解らない。 双眼鏡を通して見る様子では少なくとも、元々異常な連中が、より異常になっているのだけは間違いない。 「あれ?」 ミサキは妙なことに気がついた。 奴らの姿が大きくなるのが妙に早いような気がする。 距離がだいぶん縮まっているのではないだろうか。 いや、気のせいだ。いくら何でもそこまで速くは無いだろう。 そう思った、いや、そう思おうとしたのだが現実が変わるわけではない。 速い、奴らは以上に速いのだ。 「おい、もうその辺まで来ているんじゃないのか?」 ハルトの声がインカムを通して聞こえてきた。 確かに。このままでは帯の長さから考えても、確実に群と衝突してしまう。 「ハルト、ファイアリングを起ちあげろ!」 ミサキの声はハルナにも伝わった。 彼女はその声から異常を察し、自分の方のミサイルシステムも起ちあげた。 ハルトはシステムを起ちあげると、群の方へ主砲を向けた。 しかし大群が多すぎてどれを狙って良いか解らない。 「ともかく適当に撃ち込むんだ。とりあえず届けばいい」 ミサキの判断を信じ、ハルトはHEAT(成形炸薬弾)を連射した。 その様子を見たハルナも、ミサイルを群に向けて発射し始めた。 砲弾にせよミサイルにせよ、マタドールキラー一匹一匹を捉えて倒すことはできる。 現に攻撃を受けて血を流しながら次々と、死んでいくのだから。 しかしそれは群全体を封じるほどの攻撃ではない。 多連装ロケットランチャーでもあれば話は別だろうが、この大群をたった一両の戦車で止めようということ自体が無理なのだ。 こんな事なら先月オードリーに立ち寄った際、戦車装備屋のバーゲンで売っていたトマトタイフーンでも買っておくべきであった。 あれを装着すればもしかしたら十分な戦力になったかも知れないが、と、ハルトは思った。 エイブラムスのスピードは既に限界に達しているし、今行っている以上の手の打ちようはない。 群はもうそこまで来ている。 「ミサキ、座席に座りシートベルトを締めろ。ハルナは俺の右側に来て2メートルの間隔を開けて併走しろ」 二人はその声に従った。 ミサキは座席に座ってシートベルトを締め、対衝撃姿勢をとりじっとした。 ハルナはエイブラムスの右側に移動し併走。 これでとりあえず高機動車は群の直撃を受けることはないだろう。 「ハルナ、連中に対して角度をつける。1時の方に鼻先を向けろよ」 エイブラムスと高機動車はほぼ同時に、1時の方向を向いた。 ハルトが真横からまともに、衝突の力を受けるのをさけるために取った処置だった。 ミサキは激しい後悔の念に囚われた 何でこんな事になったんだ。ただデルタ・リオに行くだけなのに。 なんてついていないんだ。 そんな後悔の念ももう何度繰り返したであろうか。 「来るぞ、構えろ」 ハルトの声が響いた直後、車体全体が激しく揺さぶられた。 エイブラムスの横っ腹にマタドールキラーがぶち当たったのだ。 慌ててスティックを手前に引き、ブレーキを掛ける。 奴の角はサイドスカートから誘導輪のあたりまで突き刺さり、キャタピラを切断。 それによって左履帯の駆動が停止し、右履帯の力だけが及ぶようになったため車体は左旋回を始めた。 「やばい!」 ハルトはキャタピラに逆進を掛け、姿勢を維持しようとする。 なんとか立て直したものの次々に襲いかかる遠慮無しの猛牛は、 左側のフェンダー、ヘッドライト、テールライト、牽引フックなどを次々と引きちぎる。 ハルナはエイブラムスが減速したので、急ブレーキをかけ減速した。 鈍い音が連続的になり、エイブラムスのパーツが空中に飛散するのが目に入った。 もし装甲を持たない高機動車がこの直撃を受けていたら、ハルナは今頃牛の脚でミンチにされていたに違いない。 猛牛の群は高機動車をかばうエイブラムスに傷跡をつけながら、10秒ほどで通り過ぎていった。 あたりは煙幕のような土煙に覆われている。 直撃を受けたエイブラムスは2トンが170マイルでぶつかったにも関わらず、幸いにしてまだ形を残している。 しかし中にいるハルトとミサキは衝撃をうけて5秒後には気を失っていた。 ハルナは骸のようなエイブラムスを車窓から見上げ、周囲に危険がないのを確認すると車を降りて駆け寄った。 「RESCUE」ボタンを押し、操縦手ハッチを開ける。 中には操縦士シートにシートベルトで体がくくられ、首を垂れているハルトの姿があった。 「ハルト、ハルト!」 声をかけてはみるが、反応はない。 ハルナは砲塔へよじ登り、操縦手ハッチと同じようにして戦車長ハッチを開けた。 中にはやはり項垂れているミサキの姿。 「ミサキ、ねえ起きてよ。ミサキ!」 だがやはり反応はない。 急いで車へと戻り、ファーストエイドバッグから気付け薬、「パンドラック」が詰まったカプセルと、薬剤装填式圧縮注射器を取り出した。 パンドラックはハンターの間ではポピュラーな気付け薬だ。 ハルナはそれをもって再びエイブラムスによじ登ると、ハルトとミサキそれぞれの首の後ろにパンドラックを注射した。 即効性ではあるが、それでも気がつくのには5分か10分ぐらいはかかる。 注射を施してからの時間は、彼女にとって永遠に続く時間のように感じられた。 もしかしたら二人にはパンドラックなど必要ない、既に生命活動が終焉を迎えた状態かもわからないからだ。 ハルナは特に宗教など持たぬが、今はひたすら祈るような気持ちで状況に臨んでいる。 注射をうってから5分後、まずミサキが気を取り戻した。 低いうめき声を上げながら、その頭をゆっくりと上げる。 それに続くようにハルトも目を徐々に開け始めた。 光が極端にまぶしく感じるのか、薄目のうえに重い手をかざそうとしている。 その様子を見ると、ハルナはペタンと腰を落とした。 二人が無事なのを見て気が抜けたらしい。 「よかった・・・。生きてた・・・生きて・・・」 ハルナの声は引きつり、土埃にまみれたエイブラムスの車体に点々とにじみができた。 Cパートへ 琥月の感想 virgoさんの小説第1話の続きが送られてきました。(^^; 最近忙しくてかなりUPが遅れたので、virgoさんやこの小説を待っていたみなさんにここでお詫びを・・・m(_ _)m 今回来たのはかなり長かったので、3パートに分けさせてもらいました。 今度から1ページあたり20k未満を基本にしましょう。 あっ、送るときは気にしなくてもいいですよ。(^^; さて、新キャラというか、人がいっぱい出てきました。 MM2関係で主人公やイリットさん、ナイル爺さんも出てましたね。 んで、なんかありそうなハンター「ロンド・ボンド」。 ロンドが聞いた依頼は、ハルトが見たものと同じもの。 この男がこれからどうなるんでしょう。 では、続きをどうぞ〜 virgoさんありがとうございました。m(_ _)m あと、これはvirgoさんから来た小説をちょっと手直ししています。 僕の判断で改行をして、誤字、脱字であろうというものを変更しています。 まだおかしい所があれば言ってください。 virgoさんへの感想はこちらです。 prev << novelsmenu >> next |